中国人のマレーシア観光 減少幅が50%超える

中国人のマレーシア観光 減少幅が50%超える。

タグ: マレーシア不明機 マレーシア観光 減少

発信時間: 2014-03-26 15:41:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「マレーシアは近ごろあまり安全でない感じがする。消息を絶った航空機に何が起きたか今もわかっていない。万が一のことを考えてやはり行かないことにした。でも、旅行するときはやはり飛行機を選ぶ。だけどマレーシア航空はしばらく使わない」。ビザを取得し、4月に観光に行く予定だった魏さんは、最終的にマレーシア観光をキャンセルした。

マレーシア航空の今回の出来事により、東南アジア観光の旬の時期であるはずの3月、全国各地のマレーシア、シンガポール・マレーシア・タイ観光を問い合わせる人、ツアーを申し込む人は大幅に減少した。多くの旅行社では、申込者数が減ったほか、観光客は搭乗便を選択する際にマレーシア航空を自発的に避けている。

旅行サイトの「同程網」の広報部の張艶紅マネージャーは記者に対し、「過去、この時期はシンガポール・マレーシア・タイ観光の申し込みは非常に多く、毎日約60人が申し込んでいた。ここ数日は大幅に減った。近ごろ問い合わせの数も1日平均わずか20件で、10件以下のときもある。弊社にマレーシアだけのツアーはないが、マレーシアを含む東南アジアツアーは影響を受けた」と話した。

北京の多くの旅行社も次のように明かしている。ある大手旅行社の従業員によると、多くの顧客からマレーシア観光を見合わせたい、目的地を変更したいなどの電話を受け、毎日約10件を処理している。

張艶紅さんは、「同程網の全国のデータによると、今年3月1日から11日のシンガポール・マレーシア・タイ行きの申込数は前年比15%増だったが、3月8日から25日の申込数は大幅に減少し、ビザの手続きを予定していた人も手続きをやめ、マレーシア観光の減少幅は50%に達した」と話した。

前膽網の予想によると、マレーシア航空の今回の出来事により、2014年のマレーシアを観光する中国人は40~80万人減少する見通し。1人あたりの消費額1万元で計算すると、マレーシアの観光業の損失は40億~80億元になる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月26日

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