上海市金融弁公室の鄭楊主任は25日、上海市で開催された上海自由貿易試験区の金融革新に関する会議で、「上海証券取引所が同自由貿易区内に国際金融資産取引プラットフォームを構築することを計画している」と述べた。中国証券監督管理委員会(証監会)はこの計画を原則同意したという。26日付中国証券報が伝えた。
鄭楊主任によると、国際金融資産取引プラットフォーム設置の目的は、私募市場の育成にある。同プラットフォームでは、オフショア人民元債券ないし株式の取引が可能である。制度面で、自由貿易区金融開放革新制度の骨組みがすでに形成しており、関連政策の実施細則は今後続々と発表される見込みである。
「中国証券報」より 2014年3月26日