中国国家発展改革委員会(発改委)の李朴民報道官は、26日の定例記者会見で、「3月に入ってから、全国の1日あたりの発電量、鉄道貨物積み上げ量はいずれも回復しており、中国経済は安定を保ちつつ改善に向かっていることを反映している」と述べた。27日付中国証券報が伝えた。
李報道官によると、3月1日―24日の中国の1日あたりの発電量は148億9700万キロワット時で、前年同期比で8.48%増。3月中旬の1日あたりの鉄道貨物積み上げ量は15万9800車両で、上旬に比べて0.81%増。3月中旬の1日あたりの鉄道石炭輸送量は上旬と前年同じ時期と比べて、いずれも小幅増となった。
3月上旬と比べて、秦皇島港の石炭在庫量の減少が目立ち、国の重点発電所における石炭在庫もやや減少した。3月に入ってから、原油加工量は、前期比と前年同期比でいずれも若干の増加を維持した。これら指標から、3月以降中国経済が安定を保ちつつ改善に向かっている。
「中国証券報」より 2014年3月27日