為替相場の変動が大きくなったことは、中国貿易企業の経営に影響を及ぼしている。最近の人民元安の進行により、一部輸出企業の利益が回復している。しかし相場変動のリスクは、企業の貿易受注の「短期化現象」を際立たせており、外貨決済の判断を難しくしている。27日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「現在、人民元相場が下落の時期に入ったか否かについては、まだ確認が必要だ。人民元相場の不確実性を鑑みると、貿易企業は為替相場のリスク管理を徹底し、事業リスクを迅速に回避し、予想不可能な為替相場の変動による損失を減らすべきだ」と提案している。
「中国証券報」より 2014年3月27日