2014年3月26日、解放日報によると、上海ディズニーランドを手がける上海申迪集団は25日、高級アウトレット施設を得意分野とする英国のバリュー・リテールと提携し、ディズニーランドのある上海国際旅遊度暇区にショッピングモールを建設することを明らかにした。このモールはディズニーランドの南東わずか数百メートルのところにあり、同区の重要なビジネス・観光プロジェクトの一つになるとみられる。
同モールは同区で唯一、高級品を割引価格で買える場所になり、上海市および上海市から3時間の距離にある人口約3億3000万人市場をターゲットにするとみられる。プロジェクトは近く着工する見込みで、2015年秋の開業が予定されている。
同モールは建築面積約5万平方メートル。海外や国内の有名ブランドが集まり、ショッピング、グルメ、レジャー、エンターテインメント、サービス、観光などさまざまな業態が一体化した、欧州式フラワーガーデン型のショッピングモールになる予定で、国内に昔からある百貨店型のショッピングモールや同じく上海市にある倉庫型ショッピングモールの奥特来斯購物広場とは一線を画すものになる。ブランドの選定では、少なくとも100以上をそろえ、うち80%以上が第一線のハイブランドになるとみられる。また、10以上の世界的なファッションブランドが中国旗艦店を設立し、アジアのショッピングモールで最多になる見込みだ。
バリュー・リテールは業界で広く認められた世界的な高級アウトレット施設の運営企業で、世界各地に数々の名品ショッピングモールを建設し成功させている。
(人民網日本語版)