特大都市の北京市は2100万人以上の人口を抱え、人口が過度に密集し、交通渋滞・大気汚染・資源不足などの「大都市病」に関する問題が表面化している。これらの問題は北京市だけでは解決できず、地域共同発展がその活路とされている。
北京市の王安順市長はこのほど、中国発展ハイエンドフォーラムに出席した際に、「行政の壁を突破し、北京市・天津市・河北省の共同発展を推進することを、改革の全面的な深化の重点任務とする。トップダウンデザインを強化し、計画を実現し、インフラ・産業・市場の一体化を推進する」と表明した。