中国人民大学の黄大慧氏は「安倍氏が不参拝を公に約束する可能性は大きくない。この条件を呑めば国内で大きな圧力に直面するし、参拝問題は日本保守勢力との関係をつなぎ止める紐帯でもある」と指摘した。ドイツ・ベルリンのアジア問題専門家は3日「中日の政治関係は年々冷え込んでいるが、日本の国際的圧力は急増している。朝鮮の4回目の核実験は待ったなしの状況だ。クリミア危機ではロシアと米国が共に中国を引き寄せようとしているが、日本は米国との軍事同盟に縛られているためにロシアとの関係が悪化している。米国の『アジア太平洋回帰』政策には疑問の声が多く上がっている」と指摘。「中国の指導者による最近の欧州訪問は中国の外交的重みをさらに示した。安倍氏もオランダへ行ったが、日本は明らかに欧州人に粗末に扱われた」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月4日