北京は周辺各地と協力し、汚染物排出削減案を制定中だ。地域内の石油製品と自動車の環境保護基準が、統一化される可能性が出てきた。
2014年アジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議が今年上半期、懐柔県雁栖湖畔で開かれる。北京は開催期間、「五輪モデル」を参照にし、周辺各地と協力し汚染物の排出を削減する。
APEC期間、汚染物の排出を制限
北京市環境保護局はこのほど記者会見を開き、北京・天津・河北および周辺各地による、大気汚染防止の進展について説明した。
北京市環境保護局の庄志東副局長は、「今年は一部地域での重点的な改善措置を加速する。これにはAPEC期間の大気品質保障活動が含まれる。五輪モデルを参照にし、周辺各地と協力し、会議期間に汚染物の排出制限、もしくは減産などの措置を講じる」と語った。