中国電子商取引大手のアリババ・グループは先般、国内金融ソフト大手・恒生電子を買収した。恒生電子の役員は、「今回の取引完了後、アリババ会長傘下企業・浙江融信網絡技術が3―4人の役員候補者を指名し、恒生集団を通じ法に基づき株主の権利を行使する。恒生電子は、経営の独立性を維持する」と語った。8日付中国証券報が伝えた。
消息筋によると、アリババによる恒生電子の買収後、同社は証券、ファンド、銀行ITシステムサービスの面で力を蓄えると同時に、金融のクラウドサービス・プラットフォーム構築の加速化を図る上でも有利となる。
「中国証券報」より 2014年4月8日