京津冀(北京市、天津市、河北省)一体化発展を背景とし、北京市は産業と企業の天津市、河北省への移転を計画しており、天津市と河北省の各地では受け入れ方法について検討を急がれてる。17日付中国証券報が伝えた。
近年、北京市は「三高」(高汚染、高エネルギー消費、高水消費)企業をなくす取り組みを進めているが、まだ大きな余地が残っている。一方で、受け入れ先としての天津市、河北省は「来るもの拒まず」の姿勢ではなく、入ってくる産業に多くの要求を出している。
そのほか、業界関係者は、「国民経済の命脈との関係が薄い一部の北京市にある中央企業(中央政府直属の国有企業)の本社も適度に市外に移転すべきだ」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年4月17日