第115回広州交易会が15日、広州琶洲展示館で開幕し、来場者を迎えた。数十社の出展企業を取材したところ、「人件費と原材料費が高騰しているが、第1四半期の受注は安定もしくは小幅増を維持した。また国際市場の需要も緩慢に回復する兆しを示している」とする企業が大半を占めた。南方日報が伝えた。
税関当局のデータによると、中国の第1四半期の輸出入はいずれも減少し(輸出額は6.1%減、輸入額は1.2%減)、稀な例となった。しかし主要貿易パートナーとの輸出入は増加を維持した。そのうち対EU貿易額は6.3%増、対米貿易額は0.9%増、対ASEAN貿易額は2%増、対日貿易額は2.6%増となった。
広州交易会の劉建軍報道官は14日、「今年の出展企業の全体的な状況は安定的となった。そのうち米国の企業数が安定化し、EUの企業は復活祭などの季節的要因によりやや減少し、新興国の企業は安定的に増加した。今回の来場者数は20万人と前回を上回る数に達し、取引件数は横ばいになる見通しだ」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月18日