中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は、17日の定例記者会見において、「中国経済は、世界経済の成長率に最大級の貢献をしている。中国経済は、世界経済を先導する役割を十分に果たしている」と強調した。
――中国の第1四半期(1-3月)GDP成長率は前年同期比7.4%と、7.5%前後という年初目標をやや下回った。一部のメディア報道では、中国は世界経済の成長率の足を引っ張るのではと批判されている。これについてのコメントは?
李克強総理がこのほど、ボアオ・アジアフォーラム年次総会開幕式でスピーチを行い、中国の経済情勢について紹介した。李総理は、「30年余りの高度経済成長を経て、中国経済は、質と効率の向上を中心としたグレードアップを実現する新たな段階に入った」と述べた。中国は、急坂を駆け登るだけはなく、着実なペースを刻み続け、遠くを目指す必要がある。中国国家統計局報道官も16日、今年第1四半期の国内経済情況について詳述した。