中国証券報が中国石油天然気集団から得た情報によると、陝西省・甘粛省・寧夏回族自治区・内蒙古(内モンゴル)自治区の二酸化炭素回収・圧入・貯留作業シンポジウムがこのほど、北京で開かれ、中国石油天然気と神華集団のオルドス盆地での10万トン規模の先行試験と100万トン規模のモデルプロジェクトの実施加速が話し合われた。22日付中国証券報が伝えた。
今回の提携は、神華集団オルドス石炭化学会社が排出する二酸化炭素を回収後に長慶油田に輸送し、圧入に使用し、回収率を高めると同時に、最終的に二酸化炭素を保管することを目的としたものである。今回の提携は業界内で国内初の地域、業種、企業を超えた二酸化炭素回収利用・保管の全産業チェーンの提携と言われている。
「中国証券報」より 2014年4月22日