先般、中国の国家エネルギー委員会は改選後初の会議を開いた。同会議で、原子力発電、超高圧送電などの大型プロジェクトの建設を後押しする方針が提起され、電力体制改革と石油体制改革を含めたエネルギー分野改革の加速化も強調された。22日付中国証券報が伝えた。
電力需給双方による直接取引の促進を中心とする電力体制改革がすでに雲南省で試行されており、今後全国に広められることになる。また、原油輸入制限の緩和など一連の石油体制改革の具体案が近く発表される見込み。これについて、アナリストは、「電力体制改革と石油体制改革は2014年の中国のエネルギー分野改革の最大の見所になるだろう」と話す。
「中国証券報」より 2014年4月22日