北京国際モーターショーが20日、開幕した。14カ国・地域の2000社以上の自動車メーカーが参加、世界の自動車メーカーはいずれも北京モーターショーを世界で最も重要なモーターショーと位置づけ、1134台の自動車を展示する。世界初公開となる車種は118車種、そのうち79車種が新エネルギー車と、北京モーターショーの記録を再び更新した。
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)のマルティン ・ヴィンターコルン会長は、「VWの電気自動車(EV)『up! (アップ)』の今年発売と『Golfゴルフ』の発売にともない、わが社は中国で史上最大規模のEV攻勢をかけ、2018年までに180億ユーロ以上を、車種、動力システム、環境技術、省エネ向上などの分野に投資する」と語った。
同氏の紹介によると、ポルシェがハイブリッド車「パナメーラS E- ハイブリッド」をすでに中国で発売しており、来年、VWもプラグインハイブリッドの新車種を2種類発売、2016年には中国市場に特化したハイブリッド車も2種類発売する予定だ。