中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理の李克強氏は18日、新期の国家エネルギー委員会の初会議を主宰し、エネルギー発展における戦略問題と重点プロジェクトについて話し合った。21日付中国証券報が伝えた。
李克強総理は、次の重点プロジェクトを着工させる必要があると強調した。
1. 陸上、洋上石油・ガス探査・開発を強化し、体制とメカニズムを革新し、シェールオイル、コールベッドメタン、タイトガスなどの非一般的な石油・ガス資源の開発を促進する。
2. 合理的な水力発電プロジェクトを順を追って着工させる。
3. 2014年、いくつかの超高圧送電技術と通常の技術を用いた「西電東送」の送電ルートの建設を計画通り着工させる。
4. 電気自動車などのクリーンエネルギー車の産業化を積極的に進め、高効率・クリーンな石炭焚き発電ユニット承認のペースを上げる。
5. 競争的業務の自由化を促し、各種の投資主体がエネルギー開発への公平な競争に参加できるように奨励する。
6. 費用徴収から税金徴収への切り替えを積極的に進め、石炭資源税改革を深化させる。
7. 電力体制改革のペースを速め、需給双方の直接取引きを促す。
8. 先進的なエネルギー技術・設備の海外進出を推し進める。
「中国証券報」より 2014年4月21日