海外の大手自動車メーカーだけでなく、中国の自動車メーカーも新エネルギー車を発展戦略の重点として位置づけている。
中国一汽集団の徐建一・董事長は北京モーターショーで、(1)2020年までにカギとなるアセンブリの資源配置を終え、プラグインハイブリッドと純電気動力のプラットフォームを完成させる(2)6つの新エネルギー車プラットフォーム、16車種すべての産業化に向けた準備を進め、市場に大量投入できる力をつける(3)自主開発した新エネルギー車で技術と市場の優位性を確保する、とする「中国一汽新エネルギー車戦略計画」を発表した。
上汽集団もプラグインハイブリッド車「栄威550」、純電気自動車「栄威E50」、燃料電池車(FCV)「栄威950」の新エネルギー3車種を同モーターショーで披露。同社の新エネルギー車は上海や北京などで発売予定。