中日韓、経済調整の協力を呼びかけ
中日韓、経済調整の協力を呼びかけ。
タグ： 中日韓 経済調整 中日韓自由貿易区
発信時間： 2014-04-24 11:14:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中日韓自由貿易区の構想は2002年に打ち出された。自由貿易区が設立すれば、そのGDPは米国と肩を並べることになる。関税および輸出入のハードルが引き下げられ、貿易の壁が減少し、協力が深化されることで、強い発展の潜在力を発揮し、北東アジア経済の一体化水準を大幅に引き上げる。
しかし中日韓の多くの出席者は、自由貿易区は回避できない障害と課題に直面していると指摘した。中日韓の経済利益に対する需要に差があるほか、国家間の複雑な歴史、領海・島嶼の主権を巡る係争が激化しており、協力の深化の大きな障害となっている。
中国科学院が今年発表した報告書は、中韓の自由貿易区の交渉はスムーズに進められているが、中日の進展は緩慢だと指摘した。世界貿易機構（WTO）加盟交渉首席代表の龍永図氏は、「中日韓自由貿易区は今年5回目の交渉を行うが、新たな進展に期待したい。中日韓の関連部門は、積極的な取り組みを続けるべきだ」と呼びかけた。
中国国際経済交流センター情報部の徐洪才部長は、「中国は現在も依然として都市化・工業化の発展加速の段階にあるが、これは巨大な市場の需要を生み、中日韓の自由貿易区の設立に対して得難い機会を提供する」と語った。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年4月24日
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