国際通貨基金(IMF)は、28日に発表した『アジア太平洋地域経済見通し』で、2014年の中国の経済成長率予想を2013年10月より0.3高い7.5%に上方修正した。2015年の経済成長率予想については、2013年10月より0.3高い7.3%に上方修正された。29日付中国証券報が伝えた。
「中国の経済成長率が持続可能な水準になりつつある。しかし、中国大陸部の経済成長率が予想を上回るペースで減速した場合、アジア地域に大きな悪影響を与える。中国と密接に関わっているサプライチェーンのカバー地域や中国を主要輸出相手国としている国への影響がより大きくなる」とIMFが指摘した。
「中国証券報」より 2014年4月29日