4月の物価関連データが間もなく公表されることになっている。各調査機関の見方を総合すると、中国の4月の消費者物価指数(CPI)の上昇幅は前年同期比で1.7%―1.9%となり、3月の上昇幅からやや縮小することになる。7日付中国証券報が伝えた。
4月CPI上昇幅縮小の主な要因として、需要が不足し、物価上昇面で大きな変化がなく、野菜、肉類などの食品価格の反落傾向が続いていることなどが挙げられる。
華泰証券は、4月CPIが前年同期比で1.7%上昇し、前月比で0.5%低下すると予想し、交通銀行金融研究センターは、4月CPIの前年同期比上昇幅を1.9%と予想している。海通証券は、4月CPIが前年同期比で1.8%上昇すると予想し、年間CPI上昇幅予想を2%に下方修正した。
「中国証券報」より 2014年5月7日