李克強総理のケニア訪問中、両国はモンバサとナイロビを結ぶ鉄道の建設に関する協力を巡り、合意書を締結した。同鉄道はケニアがこの100年間で初めて建設する新しい鉄道であり、東アフリカの鉄道網の中枢となる。同鉄道は、東アフリカの交通連結の重大プロジェクトでもある。鉄道の建設により、中国の資金・技術・基準・設備製造・管理経験がアフリカにもたらされる。
全体計画によると、東アフリカ鉄道はモンバサから始まり、ナイロビを経由し、ウガンダに到着することになる。ウガンダからは二本に分かれ、そのうち一本は南スーダンに北上し、もう一本はウガンダの首都カンパラからルワンダに向かい、ブルンジを経由しタンザニアに到着する。計画中の総距離は2700キロ、総工費は250億ドルに達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月12日