中国初の深さ1000メートルを超えるガス田である1500メートルのガス田「LW3-1」が5月20日、正式稼動する。これにより、中国の海洋石油工業の深海資源探査能力は新たな発展の時期に突入する。14日午前、中国国家海洋局が主催した「2014国際海洋科技とプロジェクト協力会議」で、中国海洋石油総公司科技発展部の劉一峰副部長は次のように話した。
中国海洋石油は設立から30年余りで、中国の海洋石油工業をゼロから大きく、強くし、企業の総合力と国際競争力を大幅に高めた。2010年には中国の海洋資源の生産量5000万トンを実現し、「海上大慶油田」を建設し、中国の石油工業の陸・海の統一的発展の構造をほぼ形成した。2013年の同社の営業収入は5882億元、純利益は1015億元、総資産は1兆467億元だった。20カ国以上で海洋資源の探査・開発業務を行い、海外事業の収入が全体に占める割合は36.2%、海洋資源は37.8%に達した。
また、劉一峰氏は、中国の海洋強国建設の全体戦略の取り決めにより、中国の海洋石油工業は2回の飛躍を遂げると見ている。2020年までに中国海洋石油の資源生産量は2020年の倍になり、2030年には3倍になる見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月15日