上海証券取引所傘下の資本市場研究所が14日発表した「上海証券取引所上場企業2013年度決算分析報告」で、国有企業改革と混合所有制経済の発展への支援を強化することなど、上海証券取引が資本市場による経済発展促進でより一層役割を発揮することが求められた。14日付中国証券報が伝えた。
上海証券取引所は国有企業の改革、混合所有制経済の発展の主戦場・試験田であるため、資本市場による戦略的新興産業への支援の強化で、上海証券取引所は制限緩和に力を入れ、各種の体制・メカニズム面の束縛をゆるめ、経済・社会の持続可能な発展を支える各分野のリーディング企業・先導企業が同取引所から大勢現れることを目指すべきだ。
そしてブルーチップ株の取引活発化に向け、上海証券取引所はブルーチップ株「T+0」取引制度(株式の取引約定日の当日に決済を行う制度)再導入などの差別化取引メカニズムの整備を推進すべきだという。
「中国証券報」より 2014年5月14日