中国国家統計局が13日発表したデータによると、中国の消費の伸びは安定している一方で、工業増加額(付加価値額)の前年同期比伸び率がやや低下し、不動産投資の減速などの要因により固定資産投資伸び率が約13年ぶりの低水準を記録した。14日付中国証券報が伝えた。
専門家は、「4月の経済データが楽観的でないが、経済の安定成長に向けた各政策の効果が5月以降現れ始めると見られるため、第2四半期のGDP伸び率が第1四半期をやや上回る可能性がある。工業生産額と消費が回復軌道に乗り、設備製造業の投資が拡大する見込みだ」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年5月14日