中国商務部が14日に発表した情報によると、中日韓はそれぞれ国内の法的手続きを終えた。中日韓投資協定は、2014年5月17日より発効する。
中国商務部条約法律司の責任者は14日、「中日韓投資協定は、3カ国間の投資行為を促進・保護する初の法的文書・制度枠組みで、その正式な発効は3カ国の経済・貿易協力にとって重要な意義を持つ。同協定は3カ国の投資家に、より安定的で透明な投資環境をもたらし、3カ国の相互投資の促進・保護、3カ国の投資協力の深化、3カ国の経済・貿易関係の発展に対して積極的な役割を果たす」と説明した。
中日韓投資協定交渉は2007年より始まった。3カ国は5年間で13回の正式交渉、数回の非公式交渉を実施した。中日韓は2012年5月13日、北京で同協定に調印した。同協定には27の条項と1つの付属議定書が含まれ、国際投資協定に通常含まれるすべての重要な内容を網羅した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月15日