中国インターネットサービス最大手のテンセントは14日、15日に1株を5株とする株式分割を実施すると発表した。投資家の売買単位は変わらず、1口100株となる。15日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「この株式分割は個人投資家にとって、『入場料』の大幅な値引きを意味する。これにより投資の魅力が増し、株価を下支えすると見られる」と分析する。
テンセントはまた、第1四半期決算を同時に発表した。第1四半期、同社の純営業収入は前年同期比36%増、前期比8%増の184億元、純利益は前年同期比60%増、前期比65%増の64億6000万元に達した。モルガン・スタンレーは同日発表した報告書の中で、テンセント株に対する投資判断を「買い増し」で据え置いた。
「中国証券報」より 2014年5月15日