保険業界の運用資産規模が大きく伸びていることを踏まえ、中国監督・管理部門は先般、同業界における資産運用リスクの抑制を重視する方針を示した。27日付中国証券報が伝えた。
中国保険業界の統計データの発表を間近に控える中、同業界の実質的な資産総額はすでに9兆元を上回ったと予想されている。これと同時に、保険業界の資産運用残高も大幅に増加していると見られる。
この状況を踏まえ、中国監督・管理部門は資産運用におけるリスク管理の強化を2014年の重要課題としており、保険業界の資産運用と管理の面で、保険会社の資産運用情報開示準則のマニュアルを新たに発表し、リスク管理を強化していく構えだ。
「中国証券報」より 2014年5月27日