中国証券監督管理委員会(証監会)の姜洋副主席は28日、第11回上海派生商品市場フォーラムで「原油先物市場の建設を着実に推進し、国内における原油先物の年内上場を目指す」と述べた。29日付中国証券報が伝えた。
同日午前の大会発言で、姜副主席は「先般、国務院が『資本市場の健全な発展の一層の促進に関する国務院の若干の意見』(新国九条)を発表し、資本市場の改革と発展についてトップダウン設計を行い、先物市場の建設に関する戦略的計画を打ち出した。これは、市場参加者全体の改革をめぐる認識を一致させ、先物市場による実体経済支援を共同で推進する上で深遠な影響がある」と指摘した。
「中国証券報」より 2014年5月29日