中国国内企業の遺伝子検査サービスは出生前ゲノム配列シーケンシングを主としており、2013年の市場規模は約10億元と小さかったが、中国大手ゲノム研究企業・深圳華大基因科技有限公司(華大基因、BGI)による上場計画の発表を受け、市場における遺伝子解析業界の注目度が高まっている。30日付中国証券報が伝えた。
中国食品薬品監督管理総局(CFDA)と国家衛生計画委員会は2月、遺伝子検査業務の規範化を図るため、企業への業務停止命令を出した。3月に、許可制の試行に向けた企業の資格獲得に関する申請が始まった。現在、業界有力企業はすべて関連書類をCFDAに送付しており、承認を待っている。