上海自由貿易区の設立以来、2014年は、広東や天津など沿海都市だけでなく、重慶や西安など内陸都市も相次いで自由貿易区の建設申請を出しています。
当初の統計によりますと、中国各地が今年発表した政府活動報告の中で、自由貿易区建設を申請した地域は20ヶ所を超えているということです。しかし、中央政府はすべてを許可するわけではありません。
国家発展改革委員会の範恒山副事務局長はこのほど、「自由貿易区の建設を順調に進める必要がある。設立が必要な地域に対しても十分検討を行い、効果と実施方法を考え自由貿易区の建設を進めるべきだ」と表明しました。
自由貿易区を設立する中国の目的は、管理体制と管理メカニズムの分野の革新を通して、改革と対外開放を推進することです。2014年、国内だけでなく、国際的なレベルの自由貿易区の建設が、定められた方向に向かって前進し、大きく進展しています。(万、高橋)
「中国国際放送局日本語版」2014年6月22日