「上半期実施」の期限が迫る中、中国保険監督管理委員会(保監会)は23日、リバース・モーゲージ(住宅を担保とする融資)の試行に関する指導意見を発表した。24日付中国証券報が伝えた。
保監会の担当者は、「リバース・モーゲージの試行は、その意向と需要を持つ高齢者に選択肢と金融ツールを提供することを目的とする。これは市場化の性質を持つもので、政府が年金の管理を放棄したわけではない」と説明している。
リバース・モーゲージの経験は内外でも不足しているため、保険会社は慎重な態度を示している。関連商品の発売と試行は、3本柱の養老保障メカニズムに選択の機会と可能性を提供するために過ぎないという。
「中国証券報」より 2014年6月23日