このほど、黒竜江省が鉄道、民間航空、水利分野に3000億元以上の資金を投下すること、四川省成都市が22項目の投資・消費促進策を実施することが発表されたなど、中国各地で、安定的な経済成長の維持に向けた対策が強化されている。26日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「ミクロ刺激ムードが高まるなか、安定的な経済成長の維持に向けた対策が今後さらに打ち出されると見られており、下半期は中国経済が底上げする可能性が大きくなっている」と話す。一方で、「下振れリスクも依然存在している」とも指摘されている。
「中国証券報」より 2014年6月25日