中国社会科学院経済研究所・首都経済貿易大学などが共催する第8回「中国成長・周期国際サミットフォーラム」が6月28日から29日にかけて北京で開かれた。同フォーラムで、「中国のマクロ調整が区間型管理にシフトすること」が提案された。30日付中国証券報が伝えた。
同フォーラムに出席した専門家は、「景気減速圧力に直面するなか、ミクロ刺激策ではもはや国内経済の構造的な問題を解消できない。経済成長率を合理的な区間内に収め、その最低ラインではなく中間線を維持するべきだ。そうすればマクロ調整が上下に余地を残せるようになり、上限・下限の間の経済成長空間を利用できる。貴重な合理的な区間を浪費することなく、マクロ面の効率の低下を回避できる」と指摘した。
「中国証券報」より 2014年6月30日