国家発展改革委員会国土開発・地域経済研究所所長の肖金成氏は、「新区は特区・開発区の延長線上にあり、成長源戦略がその実質となっている。国家は地域の発展を促進するため、一定範囲を設定し、政策と資金面から援助し、産業集約を促し、新たな経済成長源に急発展させる」と指摘した。
民生証券マクロ研究院研究員の朱振キン氏(キンは金が三つ)は本紙の取材に応じた際に、「地域管理の革新は、新指導部の重要な構想で、今年からそれが顕著に現れている。これはまず、地域を跨ぐ調和的な発展が目的で、北京・天津・河北、シルクロード経済ベルト・21世紀海上シルクロード、長江経済ベルトを中心とする構造が初歩的に形成されている。もう一つの目的は地域経済の発展で、今年すでに4つの国家級新区が設立されている。これは過去にない規模・ペースだ」と語った。
専門家は、「国家級新区の相次ぐ設立は、国家と地方の力を集約し、多くの新たな経済成長源を形成し、地域の調和的な発展と経済の安定成長を促すだろう」と分析した。
「人民網日本語版」2014年7月5日