深セン証券取引所の宋麗萍総経理はこのほど、ここ数年、革新的企業とりわけインターネットのトップ企業の海外上場が相次いでいることに関して、「一番の原因はわが国の資本市場のルールが革新的企業のニーズに追いついていないためだ」と指摘した。7日付中国証券報が伝えた。
「(相次ぐ海外上場は)重大な教訓である。今後同じ失敗を繰り返してはならない」――と強調した上で宋副総経理は、「深セン取引所は、中国証監会の指導の下、創業板市場の改革を加速することによって、市場のルール体系を革新型企業の特徴に合致させる。そして資本市場における資金調達・規範化・M&A・ストックオプションなどの機能を十分に発揮させ、中国の革新的企業によりよいサービスを提供する」と述べた。
「中国証券報」より 2014年7月7日