外資系企業「中国での黄金期」はまだまだ続く

外資系企業「中国での黄金期」はまだまだ続く。

タグ: 外資系企業

発信時間: 2014-07-08 14:25:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽長期的発展には引き続き外資が必要

中国は世界2位の経済体だが、長期的な発展ということを考えると、引き続き海外からの投資を必要としている。商務部国際貿易経済協力研究院研究員の梅新育氏の論考によると、中国は永遠に外資を必要としている。この点は、中国が今のように資本の蓄積と外貨がともに不足するという制約から自由になっても変わらない。未来の中国が全体として科学技術と管理水準で先進国に追いつき追い越したとしても変わらないという。

資金需要に比べて、中国経済の発展では技術、管理、研究開発などの不足の方が大きい。今は外資を導入すると同時に、国際投資にともなって入り込む先端の技術、管理の経験、市場チャンス、イノベーション能力、高度人材を獲得することがより必要で、資金の導入、技術の導入、知識の導入の3点が結びつく必要がある。産業をみると、先端製造業や新エネルギー産業といった製造業とサービス業における資金導入には巨大な可能性がある。中国米国商会の葛国瑞会長によると、同商会の会員企業約1千社にはサービス業に所属するところが多く、いずれも中国市場への進出や中国の同業者との経験の共有などを希望しているという。

専門家の指摘によれば、長期的にみて、中国の経済社会発展の基本的な側面は好転しており、国内市場には巨大な潜在力があり、産業配置は整い、複合効果が著しく、人材資源は豊富で、全体として質が高く、投資環境は絶えず改善されている。こうした要因はいずれも外資系企業に対する強い吸引力をもつといえる。

商務部国際貿易経済協力研究院国際市場研究部の白明副部長によると、中国経済はペースダウンしているが、それでも中国は世界で成長ペースが最も速い国だ。要素の強みをみると、中国の労働力コストの強みは弱まっているが、スケールメリットはなお存在する。戦略上の強みをみると、世界2位の経済体であり、世界1位の貿易国である中国に対し、多国籍企業には投資しない理由がないという。

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