中国人民銀行(中央銀行)が7日発表したデータによると、5月の中国の中央銀行ベース新規外貨買い入れ額は前月と比べて99%の激減となった。8日付け中国証券報が伝えた。
5月末の中央銀行ベース外貨買い入れポジションは27兆2998億元で、同月の新規外貨買い入れ額はわずか3億6100万元だった。前月の新規外貨買い入れ額と比べて99%減少した。
この動きは、金融機関ベース新規外貨買い入れ額の推移と一致している。1月の金融機関ベース新規外貨買い入れ額は4373億元から毎月縮小し、5月には387億元まで減少した。
「中国証券報」より 2014年7月8日