米国の著名経済学者でノーベル経済学賞受賞者のトーマス・サージェント氏が12日、杭州で行われた「第6回中国(国際)資産管理大会」に出席し、中国経済の情勢はまだ楽観的なもので、人々は景気に自信を持っていいとの見方を示した。
「ここしばらく中国経済の成長速度はいくらか減速したが、中国の経済政策は全体として開放と市場化が進んでおり、人々は市場と経済の将来に自信を持っている」。サージェント氏は、中国経済の発展や変化は中国自身の国情から考察すべきであり、国外の理論や経験を単純に参照すべきではないと指摘した。
資産管理は、中国実体経済に対して重大な意義を持っており、資源を合理的な場所にさらに有効に配置し、最良の資源を最良のプロジェクトに注ぐことを可能とする。「このことは、資源配置に対する最近の中国経済政策の市場精神とも一定程度合致する」