全国の宅配便業務のうち、1割以上が上海市で取り扱われている。また上海市の年間宅配便支出の一人あたり平均は全国平均の10倍に達する。そこで上海市郵政管理局はこのほど、情勢を踏まえて、宅配便事業本部の建設を加速推進させることを明らかにした。
同市は全国に先駆けて「迅速で高効率、秩序ある競争が行われ、技術が先進的で、サービスの質が高」く、「高い付加価値、強い波及力、幅広い雇用」の宅配便サービスシステムを構築し、2020年をめどに、年間売上高が1千億元(約1兆6435億円)以上の企業を1-2社、500億元(約8217億円)以上の企業を3-4社、100億元(約1643億円)以上の企業を数社育成し、高い国際競争力を備えたネットワーク型の宅配便事業本部企業に育て上げる方針だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月28日