京津冀(北京市・天津市・河北省)一体化が2014年のA株市場の注目テーマの1つとなっている。京津冀の協調発展が国家戦略になるのに伴い、そのトップダウン設計や協調メカニズム、交通、環境などの分野で一体化の動きが速まっている。28日付中国証券報が伝えた。
報道によると、具体的な動きとしては、▽京津冀の交通整備が北京市交通システム整備総体計画に組み入れられており、都市間鉄道の建設が検討されていること、▽域内の税収政策の統一や税務問題の円滑な解決を図るため、租税徴収業務指導グループの設置が決定されたこと、▽京津冀一体化に関する3大計画の発表が近いことなど。
政策の実施に伴い、京津冀一体化関連投資が再度盛り上がってくるとみられる。
「中国証券報」より 2014年7月28日