今週軍需セクター株に2度の上値試しの動きが見られた。Windデータの統計によると、7月31日までに、上半期の業績(業績予想、決算を含む)を発表した13社の中国軍需企業のうち、6社が増益となった。1日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「伝統的な軍需企業のバリュエーションが往々にして将来の資産注入によってもたされる利益に左右されるため、業績だけで買い売りの判断を下すべきではない」と指摘する。
また、改革の全面的深化の中、2014年下半期に、混合所有制改革、科学研究機構の制度転換、軍需民需企業の融合、軍需製品の価格決定メカニズムの改革による効果が次第に現れるにつれ、中国軍需産業が大きな盛り上がりを見せる見込みだ。
「中国証券報」より 2014年8月1日