政策支援と技術の進歩によって、中国では新エネルギー自動車概念が台頭しつつある。5日付中国証券報が伝えた。
新たに浮上しそうなのが、空気亜鉛電池。近く打ち出される予定の「電気自動車用の空気亜鉛電池に関する業界基準」では、同電池への要求や試験方法が示されているという。
空気亜鉛電池は従来のリチウム電池と比べて、大容量・安価・安全・環境にやさしいなどの特徴をもつ。実用化は、技術面からまだ先と見られているが、業界基準が実施されれば、同電池が新エネルギーの発展のリード役になることも考えられ、同電池に関連する産業チェーンが投資家から注目を集めそうだ。
「中国証券報」より 2014年8月5日