日本貿易振興機構(ジェトロ)の調べによると、日本企業の2013年の海外投資額は、大型企業のM&Aの増加、自動車メーカーなどの工場建設の拡大などにより記録を更新し、前年比10,4%増の1350億ドルに達した。NHKが8月8日に伝えた。
投資先を見ると、対米投資額が437億ドルで最多となった。アジアでは、対中投資額が32.5%減の91億ドルに減少した。対ASEAN投資額は過去最高の236億ドルに達し、前年の2.2倍となった。
ジェトロは、「東南アジアは人件費が安価なほか、注目を集める消費市場となっている。日本企業の対アジア投資は、人件費が高騰する中国よりも、東南アジアを重視する動きを強めている」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月12日