「足元の景気サイクルが、2003年下半期―2004年第1四半期のパターンと似ているが、経済ファンダメンタルズはその時期に遥かに及ばない」。中信建設証券研究部のトップ周金涛氏はこう指摘している。13日付中国証券報が伝えた。
「時間と幅のどちらから見ても、市況産業の反発局面は半ばを過ぎた。大口商品市場では、非鉄金属を除く従来型産業で“供給過剰”が続いている」。
「市況産業の株価の反騰は、需要回復の要因が大きい。しかし、本格的な景気拡大が見込めない中、2015年の経済・株価には厳しい1年になる」という。
「中国証券報」より 2014年8月13日