水汚染物質の排出が問題になっている中国農村における汚水処理を重点とする水汚染対策計画の実施により、中国の水処理市場の将来性が高まっていると見られる。14日付中国証券報が伝えた。
中国農村部の水汚染物質の排出量は全国の半分以上を占め、汚水処理についても、処理率が90%に達する都市部と比べて大きく劣っている。そのため、多くの上場会社が潜在力の大きい水処理市場に注目。
今後の推進は、政府による現行の一律管理が中心となるが、一部では民間が参加する委託方式も進むとみられる。
「中国証券報」より 2014年8月14日