鉄道車両メーカー・中国北車集団は12日、中国大陸初の無人運転地下鉄車両が、間もなく北京地下鉄燕房線で運行を開始すると発表した。現在は設計段階で、来年5月に1本目の列車が交付される。
燕房線は中国大陸初の全自動無人運転線路で、同列車は全自動化のランクが最高の地下鉄車両となっている。
いわゆる「無人運転」とは、運転手や乗務員がいなくても、列車の自動点検、発車、坂道運行、正確な停車、ドアの自動開閉、運行後の自動スリープなどの全操作を実現し、運転手の操作を完全に複製することを指す。
全自動無人運転は一つのシステムで、地下鉄車両の他に、運行路線の全閉鎖が必要だ。燕房線は全線が高架鉄道で、全面的に閉鎖された線路となっているため、同車両の運行を初実現する条件が整っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月14日