レクサス中国法人は8月20日夜、国家および各地の発展改革委員会(発改委)の自動車業界の独禁法違反問題に対する関心に応じ、9月1日より一部の部品価格を平均で26%引き下げると発表した。京華時報が伝えた。
レクサスはメルセデス・ベンツ、ジャガー・ランドローバー、アウディ、BMWなどの高級ブランドに続き、自動車業界の独禁法違反調査を受け値下げをした5社目の高級車ブランドになった。レクサスが発改委に呼び出しを受けたという情報について、トヨタ中国法人の関係者は、「レクサス中国は関連部門の調査に全面的に協力している」と述べた。
今回の価格調整の対象となる部品は約1万5000種に達し、平均で26%引き下げられる。そのうちラジエーターは35%、エンジンおよび自動変速機は30%、エアバッグは25%引き下げられる。
レクサス中国法人は昨日、「今回の価格調整では、これまでの修理・メンテナンスサービスを踏まえた上で一部の部品価格と、保証期間を過ぎた車の修理・メンテナンス費用を引き下げ、消費者の負担を軽減する」と表明した。
本紙調べによると、レクサスのディーラーは現在のところ、部品値下げの内部通知を受けていない。しかしディーラーは、「9月1日までにメーカー側から通知が届き、新価格に調整することになる」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月22日