経済指標21項目に対する『エコノミスト』の評価によると、中国は指標の半数以上がすでに米国を抜き、しかも今後十年間で全指標において実際的に米国を超えるであろう。
経済の実力を評価する最適な指標は1人当たりGDPではなく、経済の絶対規模である。鉄鋼の消費量や携帯保有台数、ビールの消費量(経済の優劣を検証する重要指標である)等の指標において、中国は早10年前から米国を抜いている。
2011年、アメリカと比べ中国の輸出額が30%高く、固定資本投資額が40%多くなっている。我々の予想では、2011年の中国人の獲得した特許数はアメリカを超えている。世界経済フォーラムの「国際競争力レポート」によると、数学と科学教育の質における中国の世界ランキングは142カ国中の31位で、アメリカの51位を遥かに超えている。中国が保有する海外純資産は2兆ドルに達しているが、一方のアメリカには2兆5000億ドルの純負債がある。