上海・香港間相互株式投資に関する全ネットワークのテストが8月30、31日の両日に実施された。これで、10月開始予定の上海・香港間相互株式投資がついにカウントダウンの段階に入った。1日付中国証券報が伝えた。
中国証券業協会が8月28、29日の両日に北京で行った上海・香港間相互株式投資に関する研修会での説明によると、相互株式投資の総枠と1日当たりの取引量は決定しているものの、実際の運用には幅を持たせるという。また毎日の残高管理は売り・買いの両ポジションの相殺額で行うため、取引高は市場予想を上回る見通し。
このほか、事前に取引カレンダーを公表し、投資家に対する便宜をはかる。また配当やキャピタルゲインに対する新たな課税は原則として行わない方針も示した。
「中国証券報」より 2014年9月1日