中国国有鉄道建設大手の中国中鉄股フェン有限公司(中国中鉄)の関係者は、「政府による鉄道インフラ投資の大幅な拡大により、当社の通年の新規契約額が大幅に増加する見通しだ」と話している。上半期だけで、中国中鉄の新規契約額は4110億元に達し、年間目標の60.4%を達成した。2日付中国証券報が伝えた。
鉄道インフラ投資により経済成長を下支えする政策が実施されている状況下、政府の通年の鉄道固定資産投資は前年比20.2%増の8000億元に達すると見られる。そのうち、鉄道インフラ投資が18.2%増の6300億元に上る。
業界筋は、「業界のリ―ディング企業である中国中鉄は、下半期の政府の鉄道インフラ投資拡大によって大きな利益を得るだろう」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年9月2日